2024/08/02

【コラム】300年以上の歴史が織りなす「藤乃井」、味わいにストーリーを感じます。

[佐藤酒造店]

かつては東北諸藩の大名が参勤交代のため利用した
江戸五街道の一つが奥州街道です。
佐藤酒造店はその奥州街道沿いに
宝永7年(1710年)創業した酒蔵です。

かの二本松藩主丹羽公が立ち寄ったとも言われており
代表銘柄の「藤乃井」は
酒蔵の井戸に咲いていた藤の花に魅了された
丹羽公が名付けたとの逸話が残されています。

佐藤酒造店は2017年に大幅な改装と設備の一新を行いました。

創業から300年余りの歴史を持ちながらも
大吟醸・純米大吟醸の製造体制を整え
原料の山田錦100%での仕込みに取り組むなど
新たな「藤乃井」ブランドを目指しています。

時代に合わせた酒造りを続ける中で
蔵元としての「地元から愛される酒造りを続けていきたい」
という思いを大切にし
伝統と革新のていねいな酒造りを続けています。

縁は異なもの味なもの、酒の味わいにストーリーあり

参考資料:ふくしまの酒蔵ガイドブック



[藤乃井]

伝統の手作り技法を大切にし
手間暇を惜しまず丁寧に仕上げることで
滑らかで温かみのある味わいが生まれます。

米と水、そしてみちのくの豊かな自然の恵みを
受けて醸し出された、芳醇な清酒です。

特有の旨味、重厚な味、さわやかな酸味がきわだつ
幅の広い味わいがあります。
冷酒もしくはぬる燗でお楽しみください。

佐藤酒造店【福島県郡山市】藤乃井 純米酒 箱入

参考サイト:郡山酒造協同組合HP