ふくしまの地酒の魅力と選び方ガイド
ふくしまは
日本酒の名産地
豊かな自然と伝統の技が育む、
福島の誇る地酒の世界をご紹介します
恵まれた自然環境
良質な米

米どころとして知られる福島県。地元産の「夢の香」や「福乃香」は香りが良く柔らかで、旨味の強い日本酒に仕上がります。多くの酒蔵がこれらの県オリジナルの酒造好適米に誇りを持ち、酒造りに使用しているのです。
清らかな水

福島産の日本酒の特徴である繊細でクリアな味わいは、良質な水によるもの。
福島の広大で豊かな自然を巡る水は軟水傾向で、清らかな日本酒を作るのに最適。米の旨味や甘さをしっかり感じさせてくれます。
寒冷な気候

福島県では夏の暑さが稲を豊かに実らせ、冬の厳しい寒さが空気中の菌の繁殖を抑えて稲を守ってくれます。
さらに地域によって異なる気候風土によって、日本酒の味や香りの多様性も生み出してきました。
全国新酒鑑評会での受賞歴
「全国新酒鑑評会」で都道府県別の金賞受賞数最多の栄誉に幾度も輝いた福島県。
2022年には9回連続日本一も達成しました。
こうした鑑評会での実績を支えているのが、高品質清酒研究会(通称「金とり会」)に代表される蔵同士の交流です。
作り手たちは金賞という同じ目標を目指し、技術やノウハウを互いに共有します。
伝統と新たな取り組み
100年以上続く蔵元が幾つもあり、酒造りの伝統を守り続ける福島県。その一方で若手の育成にも熱心に取り組んでいるのが特徴です。
酒造りを指導する「清酒アカデミー」や、若い杜氏にもノウハウを共有する「福島流吟醸酒製造マニュアル」によって技術を底上げ。若い世代からイノベーションを起こすべく取り組んでいます。
会津/中通り/浜通り
酒蔵の違い
実は県の面積が全国3位という福島県。「会津」「中通り」「浜通り」の3つのエリアに分かれ、
それぞれ異なる気候と食文化が
個性的な日本酒を生み出しています。
会津地方

3つのエリアの中で最も酒蔵が多く、特に酒造りが盛んなエリア。地元自慢の米の旨味を最大限に引き出した酒造りが特徴。
会津の日本酒はフルーティーで艶やか、米本来の甘みと上品な香りが味わえます。
中通り

中通りには実力派の酒蔵が点在し、1つのエリアの中でバラエティ豊かな日本酒が楽しめます。鑑評会での金賞常連の酒蔵に、世界最高峰の大会で頂点に輝いた酒蔵も。
自分のお気に入りの味を探すのが楽しいエリアです。
浜通り

海の幸が楽しめる浜通りの日本酒は魚料理との相性が抜群。クセの強い魚も、日本酒の芳醇な旨味とのマリアージュで驚きの美味しさに。
地元だけに卸されるお酒も多く、まだ世に知られていない名酒に出会える可能性も。
初心者にもわかる!
地酒の選び方ガイド
あなたにぴったりの
福島の地酒を見つけよう
日本酒は製造方法によって複数の
種類に分かれ、それぞれ味わいが異なります。
初めての人はシンプルに
「甘口」か「辛口」か、
もしくは「冷」や「燗」といった飲み方で
選ぶのもおすすめです!
造りで選ぶ
日本酒の種類としてよく耳にする「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」などは、
原材料や精米歩合によって法律で分類される「特定名称酒」です。
各酒蔵のこだわりが詰まった特定名称酒は、贈り物にも最適。
一方で日本酒には特定名称酒の枠に入らない「普通酒」もあり、気軽で飲み飽きない
日常の酒として親しまれています。
味で選ぶ
甘い酒が「甘口」、辛い酒が「辛口」と呼ぶのだと思っていませんか?
実は甘口・辛口とは、日本酒に含まれる糖分やアルコール量、そして酸味の数値で分別しており、
単純に味としての「甘さ」「辛さ」ではないんです!
米の養分をたっぷり残した酒が甘口、アルコールが強いサラッとした酒は辛口として販売されています。
飲み方で選ぶ
日本酒は冷やすとキリっと味がひきしまり、温めるとより芳醇な味や香りが楽しめるようになります。
そのため爽快でフレッシュな魅力をもつ日本酒を「冷」向け、
香り豊かでコクのある日本酒を「燗」向けとして分類しました。
ぜひそれぞれの個性を最も引き出す飲み方でお楽しみください!