【コラム】矢澤酒造店 ー 旨味とキレ、日本酒の原点に軸足を置いて
食中酒としての立ち位置こそが、日本酒の原点
創業は1833年。天保の時代に建てられた「矢澤酒造店」の酒蔵は、今も現役で活躍しています。
この蔵元が目指すのは、食べ物の旨味とのシナジー(相乗効果)を生む究極の食中酒。純粋な旨味と、後をひかないキレの良さによって、食事の美味しさを最高に引き出す一杯です。
フルーツのような香りとクリアな甘みの日本酒が人気を集めている今、あえて「旨口」にこだわった酒造りをするのは、ただひたすら食べ物との相性に焦点を当てているから。日本酒の旨味が食べ物の味を引き立て、食べ物の旨味もまた日本酒の味わいを深くします。
9代目代表の矢澤真裕さんが酒造りのコンセプトとして語るのは、「おかずと炊きたてご飯のような関係の酒」。この食中酒としての立ち位置こそが、矢澤酒造店の日本酒の原点。矢澤酒造店ではそこに軸足を置いて、200年近い時の流れの中で、伝統の製法を受け継いできました。
酒造りで使用している酵母は、天保に建てられた酒蔵と同じ長さの歴史を持ちます。お酒の味を決める重要な要素となるのは、微生物。和釜の甑(こしき)や醪を混ぜる杉の櫂棒など、微生物にとって優しく、ストレスのない道具を厳選して使用しています。
米の美味しさを最大限に引き出すのは、最適な環境で生き生きと働く微生物たちなのです。
どのような道具、どのような工程にも理由があり、それを受け継いでいくのが老舗の使命。今も昔も変わらない久慈川の恵みの伏流水を仕込みに使い、旨口でありながら後味がスッと消えていくキレにこだわって、矢澤酒造店はいつまでも飲み飽きない日本酒をつくり続けています。
代表銘柄「南郷」をはじめとした数々のお酒は、どれも蔵人たちのこだわりが詰まった至極の一杯です。
日本酒通の人に贈りたくなるお酒
歴史の重みを感じる酒蔵が、地域のランドマークともなっている矢澤酒造店。一方若い世代の人たちにも日本酒文化に親しんでもらえるようにと、2023年には新しい酒蔵と併設のカフェ・ショップもオープンしました。
綺麗な店内で試飲も楽しめるこちらの施設は、蔵元と地域の人たちとの新しいつながりの場に。地元の人たちに愛される酒をつくり続けたいと、地元産の米を使用して福島の地酒ならではの美味しさを発信し続けています。
矢澤酒造店の日本酒は、食事と一緒に楽しむお酒として「毎日飲んでも飲み飽きない、飲み疲れない」というのも魅力。
日本酒を飲み慣れた人にこそ飲んでほしい、深みのある味わいは贈り物用にもおすすめです。日本酒好きで知られるあの人に、ちょっとした感謝の気持ちとしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
真の伝統製法を守り続ける矢澤酒造店の日本酒は、森株式会社の公式オンラインショップでいつでもお取り寄せしていただけます。日本酒通なら一度は飲んでおきたい一杯、この機会にぜひチェックしてみてください!
矢澤酒造店【福島県矢祭町】 | 森株式会社 公式オンラインショップ