2025/02/14

【コラム】一杯の日本酒から広がる豊かな世界、「生酛造り」の真髄

微生物の生命力が織りなす、力強く芳醇な酒


雪景色の中で映える、赤煉瓦造りの酒蔵。浪漫あふれる外観も魅力的ですが、実は大七酒造の蔵は外断熱構造となっていて、微生物にとって心地よい室温が保たれるよう配慮されています。

300年近い歴史を誇る大七酒造がずっと貫き続けているのが、日本酒の最も正統な醸造法である「生酛造り」。自然のままの環境で、じっくりと時間をかけて微生物を力強く育てあげ、その生命力を取り込むことで、得も言われぬ芳醇な日本酒を生み出す製法です。

幾種もの微生物が織りなす、生命の営みこそが日本酒の真に豊かな味わいを生む。大七酒造はその信念に基づいて、酒蔵の環境づくりから、2年という年月をかける長期熟成の製法まで、一貫したこだわりを持って取り組んでいます。

自社で独自に開発した「超扁平精米技術」もその1つ。生酛造り特有の旨味を最大限に引き出すこの精米法は、職人芸の極致として「現代の名工」の栄誉も受けました。

自然の贈り物である、微生物の生命の豊かさ。そこに、代々受け継がれ磨かれていく蔵人の技術を掛け合わせ、大七酒造の円熟した美酒が生まれます。生酛造りならではの豊かな世界観に、これまで数多くの日本酒好きが魅入られてきたのです。

 

世界中の美食家から愛される「料理に合うSAKE」


大七酒造の日本酒は、西洋料理とのマリアージュにも注目。生酛造りのグラマラスな純米大吟醸は、牛肉の赤ワイン煮込みや鴨のロースト、鮑のステーキなどとも良くマッチします。

「本来、酒は料理を美味しく食べるためにある」。その、酒造りにおけるオープンな姿勢が世界中の美食家たちからも称賛され、大七酒造の日本酒はニューヨークのトップレストランでも提供されているのです。

中でも、超扁平精米技術によって唯一無二の滑らかで緻密な味わいを実現した「箕輪門」は、各国のセレブにも愛される美酒。さっぱりとした前菜から旨味のある主菜にまでマッチし、食事を楽しむ人に酒と料理との幸せな関係性を思い出させてくれます。

記念日のディナーには、ワイングラスに注いだ大吟醸を一杯添えて。大切な人と共に過ごす最上のひとときを、美味しい食事と銘酒が彩ってくれます。

日本酒本来の豊かな世界観を味わわせてくれる。そんな大七酒造こだわりのお酒も、森株式会社の公式オンラインショップから購入できます。

ご夫婦の記念日や、大切なお客様を招いての食事会向けにお酒をお探しの方は、ぜひ大七酒造自慢の日本酒もチェックしてみてください!

大七酒造【福島県二本松市】の商品